- しょうせつ
- I
しょうせつ【勝絶】日本の音名。 十二律の四番目。 中国の十二律の夾鐘(キヨウシヨウ)に相当し, 音高は西洋音楽のへ音にほぼ等しい。→ しょうぜつ(勝絶)IIしょうせつ【小節】(1)つまらない節操。 取るに足らない義理立て。
「一生は雑事の~にさへられて空しく暮れなん/徒然 112」
(2)小さな区切り。 特に詩文で, 節をさらに小さく分けた一区切り。(3)〔音〕 五線記譜法で, 縦線によって仕切られた一区切り。~にこだわ・るわずかな義理や節義にとらわれる。IIIしょうせつ【小説】(1)文学の一形式。 散文体の文学で, 一八世紀以後, 近代市民社会の生活・道徳・思想を背景に完成した。 作者が自由な方法とスタイルで, 不特定多数の読者を対象に人間や社会を描く様式。〔坪内逍遥が「小説神髄」で novel の訳語として用いた〕(2)もと中国で, 日常の出来事に関する意見・主張。 また, それを書いた文。IVしょうせつ【小雪】二十四節気の一。 太陽の黄経が二四〇度になる時。 現行の太陽暦で一一月二三日頃。 十月中気。→ 大雪Vしょうせつ【承接】前を受けて後へ続けること。VIしょうせつ【消雪】人工的に雪をとかすこと。 融雪。VII「~道路」
しょうせつ【章節】文章の章や節の句切り。VIII「全体を五つの~に区切る」
しょうせつ【詳説】詳しく説明すること。 また, 詳しい説明。 詳述。 細説。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.